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コース説明会

4月11日,新1年生に向けたコース説明会を行いました。

コース生から,コースの概要や具体的な活動,年間スケジュールについて説明があったのち,教材開発研究について上原先生から説明がありました。

教材開発研究を説明する上原三十三教授

今年度から,このコース説明会も学生が主体となって行っています。これまでの説明会では,コースのコーディネーターの先生からそれぞれお話がありましたが,今年度はその部分もコース生が担当しています。

説明会のあと5限に行われた体験にも,1年生のかたが参加してくれました。今年も新たな仲間との学びが,すでに始まっています。

新年度準備

3月31日,令和5年度にむけた新年度の打合せと準備会を行いました。

打合せでは,今年度の学生の役割分担や,教材開発研究のチーム決めを行いました。担当の係の学生の協力もあり,スムーズに進められました。

また,会終了後は,早速教材研究をスタートさせる学生の姿がありました。令和5年度も,よいスタートが切れています。

教材研究に取り掛かるコース生

FD

2月8日,全学FD「次代を見据えた魅力ある教員養成プログラムの共創」が開催され,コースからも学生やコーディネーターが参加しました。

会の中では,佐久島しおさい学校の江口慎一先生の基調提案がありました。江口先生には,教材開発研究でもお世話になっており,今回も佐久島の教科等横断について,大変興味深いお話をうかがうことができました。

ワークショップでは,教科横断探究コースで身に付けたい資質能力についてグループで話し合いました。このコースのテーマでもある教科等横断や探究的な学びいついて,様々な立場の人がともに話し合い,学びを深めることができました。

グループワーク後の全体共有
様々な立場の人とのグループワーク

来年度に向けて

1月17日,14・15期では来年度に向けて準備を行いました。

メンバーの一人が作成した「新入生向けパンフレット」のデザイン案をみんなで確認し,意見を出し合いました。

15期にとっては来年度が最後の一年になります。

4月は目前に迫っています。

パンフレットのデザインを吟味する14・15期と体験生

山梨学院小報告会

1月10日,新年最初の合同授業を行いました。

今回は11月に訪問した山梨学院小学校の学びの交流会でした。

ツアーに参加したコース生を中心にグループで教科等横断,探究学習について意見が交わされました。

ツアーの報告をするコース生
報告を踏まえたグループ討議

佐久島の子どもたちとの交流

12月7日,佐久島しおさい学校のみなさんが本学で活動し,コース生も一緒に参加しました。

生活科コースのみなさんと一緒に,竹の灯篭づくりのプログラムを設け,子どもたちと一緒に制作にとりくみました。

9月に授業をさせていただいた際のことを覚えてくれている子どもたちもおり,うれしい気持ちになりました。

竹の加工を丁寧にサポートするコース生
竹の加工を丁寧にサポートするコーディネーター

コースのまなび

教科横断探究コースは,その名の通り「教科等横断的なまなび」,「探究学習」に特化したコースです。

本コースには,学部1年生から修士2年生までの6学年が所属しています。縦横それぞれのつながりをもちながらまなびあえる環境となっています。

コースのカリキュラムには,理論的にまなぶ側面や,体験的にまなぶ側面など,様々な活動が用意されています。コース生は1年の中で,そして修了までの中で多くのものを見て,聞いて,触れることでまなび取っていきます。

具体的な授業の内容や体験的な活動については,こちらから他のトピックをご覧ください。

本コースでみなさんとともにまなびを深めていける日々を楽しみにしています。

コースの授業

教科横断探究コースの授業には,大きくわけて2つの形態があります。

1つめは同じ学年の同期とまなぶ「各期の時間」です。

各期の時間は,原則火曜5限に各期であつまり,コース生,コーディネーターが一緒になってまなびます。それぞれの期の活動は,それぞれの期の学生が主体となって決定します。自分たちが学ぶカリキュラムを自分たちで決めていけるのがこのコースの特徴の一つです。また,同じ学年のなかでもコース生それぞれの専攻があるため,異なる教科を専門とする立場で議論すると,大変盛り上がり,まなびにもなります。

2つめはコース全体でまなぶ「合同授業」です。

合同授業は,最上級学年のコース生を中心に,現代的な教育課題や教科等横断,探究学習についてまなびを深めます。異学年・異専攻のコース生でグループを作り,議題についてディスカッションすることで,普段の学部でのまなびではなかなか得ることができない視点や気づきを得られます。

異学年・異専攻集団で「教科等横断的なまなび」「探究学習」について協働的にまなぶ環境が整っているのは,全国的にも珍しい活動です。

教材開発研究

教科横断探究コースのカリキュラムの中には,集中講義「教材開発研究」が設定されています。

教材開発研究では,地域や学校,子どもたちのニーズに合わせた教材を開発・実践することを通して,教材開発に必要な知識や技術を身に付けることを目指します。

講義では,チームで協働して教材を開発します。また,例年西尾市立佐久島しおさい学校にご協力をいただいき,実際に授業を行っています。

9月に佐久島に行く際は,2泊3日の日程で行います。例年,初日は学校見学,2日目に授業実践,最終日に事後検討会という日程で行われます。宿泊先の民宿では,美味しい海の幸も堪能でき,また目の前の海で泳ぐこともできます。

4月 授業教科,チーム決め
5月 授業構想
6月 佐久島しおさい学校との事前打ち合わせ
7月 チームでの教材開発,全体での授業検討会
8月 チームでの教材開発,全体での模擬授業会
9月 佐久島しおさい学校での授業実践

例年,入コース希望の学生さんのうち希望する方は,教材開発や授業計画に参加しています。コースの活動を肌で感じてみてください。

学校訪問

教科横断探究コースでは,「教科等横断」「探究学習」に焦点化したカリキュラムが展開されています。これらについてまなぶ際には,文献や資料から読み取るだけでなく,実際に先進的・特徴的な実践を行っている学校にお邪魔をし,自分の目で見て感じ取ることが大切です。

本コースでは,年に数回,興味のある学校に訪問し,授業の様子を参観したり,学校の先生にインタビューを行ったりする活動を通して,「教科等横断」「探究学習」についてより実践的で深い理解を目指します。

2021年度は和歌山県の「きのくに子どもの村学園」,2022年度は山梨県の「山梨学院小学校」を訪問しました。