4の結果を表示中

コースのまなび

教科横断探究コースは,その名の通り「教科等横断的なまなび」,「探究学習」に特化したコースです。

本コースには,学部1年生から修士2年生までの6学年が所属しています。縦横それぞれのつながりをもちながらまなびあえる環境となっています。

コースのカリキュラムには,理論的にまなぶ側面や,体験的にまなぶ側面など,様々な活動が用意されています。コース生は1年の中で,そして修了までの中で多くのものを見て,聞いて,触れることでまなび取っていきます。

具体的な授業の内容や体験的な活動については,こちらから他のトピックをご覧ください。

本コースでみなさんとともにまなびを深めていける日々を楽しみにしています。

コースの授業

教科横断探究コースの授業には,大きくわけて2つの形態があります。

1つめは同じ学年の同期とまなぶ「各期の時間」です。

各期の時間は,原則火曜5限に各期であつまり,コース生,コーディネーターが一緒になってまなびます。それぞれの期の活動は,それぞれの期の学生が主体となって決定します。自分たちが学ぶカリキュラムを自分たちで決めていけるのがこのコースの特徴の一つです。また,同じ学年のなかでもコース生それぞれの専攻があるため,異なる教科を専門とする立場で議論すると,大変盛り上がり,まなびにもなります。

2つめはコース全体でまなぶ「合同授業」です。

合同授業は,最上級学年のコース生を中心に,現代的な教育課題や教科等横断,探究学習についてまなびを深めます。異学年・異専攻のコース生でグループを作り,議題についてディスカッションすることで,普段の学部でのまなびではなかなか得ることができない視点や気づきを得られます。

異学年・異専攻集団で「教科等横断的なまなび」「探究学習」について協働的にまなぶ環境が整っているのは,全国的にも珍しい活動です。

教材開発研究

教科横断探究コースのカリキュラムの中には,集中講義「教材開発研究」が設定されています。

教材開発研究では,地域や学校,子どもたちのニーズに合わせた教材を開発・実践することを通して,教材開発に必要な知識や技術を身に付けることを目指します。

講義では,チームで協働して教材を開発します。また,例年西尾市立佐久島しおさい学校にご協力をいただいき,実際に授業を行っています。

9月に佐久島に行く際は,2泊3日の日程で行います。例年,初日は学校見学,2日目に授業実践,最終日に事後検討会という日程で行われます。宿泊先の民宿では,美味しい海の幸も堪能でき,また目の前の海で泳ぐこともできます。

4月 授業教科,チーム決め
5月 授業構想
6月 佐久島しおさい学校との事前打ち合わせ
7月 チームでの教材開発,全体での授業検討会
8月 チームでの教材開発,全体での模擬授業会
9月 佐久島しおさい学校での授業実践

例年,入コース希望の学生さんのうち希望する方は,教材開発や授業計画に参加しています。コースの活動を肌で感じてみてください。

学校訪問

教科横断探究コースでは,「教科等横断」「探究学習」に焦点化したカリキュラムが展開されています。これらについてまなぶ際には,文献や資料から読み取るだけでなく,実際に先進的・特徴的な実践を行っている学校にお邪魔をし,自分の目で見て感じ取ることが大切です。

本コースでは,年に数回,興味のある学校に訪問し,授業の様子を参観したり,学校の先生にインタビューを行ったりする活動を通して,「教科等横断」「探究学習」についてより実践的で深い理解を目指します。

2021年度は和歌山県の「きのくに子どもの村学園」,2022年度は山梨県の「山梨学院小学校」を訪問しました。