「教科横断・探究コース」は、2006年に設置された「6年一貫教員養成コース」を前身にもつコースです。
コースを”教科等横断”、”探究学習”に重点化し、リニューアルしました!

本コースでは、学部(4年間)から教職大学院(2年間)への進学を見通し、教科のみならず総合的な学習の時間、特別活動、道徳を含む教科等横断的な探究学習を展開します。


14・15期コーディネーター
真島 聖子 先生

ーこのコースはどんなコースでしょうか?

一言でいえば、創造性を育むコースです。大学では自分が専攻する分野の専門性を磨いていきますが、本コースでは各自が身につけた専門性を活かして創造性を育んでいきます。


創造性を育むためには、一旦既存の枠組みや固定観念を疑ったり、自分の殻を破ったり、自分の常識から外れたり、自分の正しさを壊したりしながら、新たな観点からよりよい考えを創り上げる必要があります。しかし、このようなことを一人で行うのは困難です。そこで、異なる見方・考え方から検討し、互いに切磋琢磨しながら新たな課題に挑戦することで、共に創造性を育みます。

ーコースの特色を教えてください。

キーワードは「教科横断」です。異年齢・異学年集団での協働を通して、既存の教科等を横断してつなげる力をつけ、自ら考え抜く自立した学びを探究します。また、多様な問いを立てて対話を繰り返し、テキストの精読を通して自身の読解力や批判的思考力、コミュニケーション力、分野の枠にとらわれない学際的な思考力を養います。さらに、発散思考によって多くの解決策を想像し、その後に収束思考にとよって最高の解決を選びとり現実化する「デザイン思考」に着目し、探究的な学びを通して問題発見力や問題解決力を養います。

教職はクリエイティブな仕事です。子どもたちと共にワクワクやドキドキを転換して授業を創り上げる職業です。自らの専門性を活かして創造性を育む本コースにみなさんも参加しませんか?